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6. 女性は『心で感じて脳でイク』


女性がセックスでイクために大事なのは「膣の開発」と、『妄想力』『集中力』『心の解放』からなる「心の開発」だ。


セックスライフをエンジョイしたい女性がセックスするとき、1番重要な身体の器官は『脳』。


女性は『心で感じて脳でイク』というのを忘れてはいけない。


女性が快感を感じるには心を解放させて脳を感じさせる事が大切で、そのためには脳に気持ちいいという感覚をインプットさせていくことが大事なのだ。


それにはパートナー同士がお互いに『絶頂力』を高めるという同じ目標を共有する必要がある。


良いパートナーというのは、自分を見つめるのではなく、お互いが同じものを見るということ。


「中イキ」を体験するためには自分をさらけ出してパートナーとしっかりコミュニケーションを取ることが条件になる。


オーガズムに対してふたりがチカラを合わせて貪欲に目指していくことが必要になるのだ。


数年間にわたり原因不明の頭痛と嘔吐に悩んでいる52歳のB子(主婦)は「旦那と思い通りのセックスが出来ない」のが悩みだった。


性欲はお互いにあり、週1のセックスはあるのだが、現状はただ時間が過ぎるのをじっと天井を眺めて耐えているという状況。


『セックスを始めて最初は興奮して濡れているのですが、挿入されると性交痛で途中から一気に冷めてしまう。1度でいいから気持ち良すぎて失神しそうになったり、終わった後にお互い汗まみれとかなってみたい。中でイッテみたい!』というのがB子の要望。


B子は何度も不妊治療に挑んだが結局子宝に恵まれなかった。


子作りは諦めたが、旦那とは仲良し夫婦だ。


50歳を超えたあたりから、自分たちの性生活に疑問を持ち始めた。


若い頃は、それこそ子作りだけを目的としたセックスから始まり、それ以来、土曜日の夜は、ルーチンのように毎週セックスをした。


コンドームなど、結婚してから使ったことはない。いつも中出しだ。


クリトリスではイクが、中では1度もイッタことはない。


気持ちいいどころか少し苦痛のB子だった。


ある日、高校の同窓会に行った時、仲のいい同級生の話しに唖然とした。


旦那との性生活の話題になった時、自分だけ「中イキ」出来ていないことに気づいたのだ。


「私は、旦那とのセックスで毎回イクよ~」「私は子供を産んでから中で感じるようになったわ!」


そんな友達の話しから自分も「中で感じたい!中でイキたい!」と思うようになったのだ。


いくら仲良し夫婦といえども旦那にそんなことはお願いできない。


「中イキ開発」という検索ワードでネットサーフィンする日々が始まった。


そして偶然に私を見つけたのだ。


「このひとならお願いできるかもしれない!」B子の決断は早かった。


現在日本ではセックスレスやセックス回数が取り上げられる一方で、セックスの内容について具体的に話し合われることは少ない。


特に『オーガズムを知りたい』、『旦那とのセックスが苦痛』という熟年の主婦たちからの問い合わせが増えているのも事実。


「中イキしたい」B子と「中イキさせたい」私の思いが一致して初めて開発という道を一緒に歩むことになる。


ではどうしたら良いのか?


次回日記で書きます。





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