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7. 男は「火」、女は「水」


女性がイクためにはリラックス出来る環境と状態を作ることが大事。


女性が「無」の状態になれるような信頼関係を作ることが大切なのだ。


恥ずかしさや相手に引かれるかもしれないという不安はすべて取り払い、相手にすべてを委ねて安心してセックスに集中できるかが『鍵』となる。


これが出来ない限りカラダをいくら刺激してもその快感は脳に届くことはなく「中イキ開発」は出来ない。


「中イキ」出来ない女性ほどこれをクリアしてない方が多い。


日本の女性は男性に対して遠慮や気づかいがあるので、自分の快感(セックス)に集中して貪欲になることが出来ない方がいる。


「中イキ」の快感は、普段の生活では得られない深い快感で、女性に最高の幸福感を与えてくれるものなのだが、実際に体験したことがある女性は30%ほどだと言われている。


愛撫や挿入で気持ち良くなっても本当のオーガズムを知っている女性は思いのほか少ないのが現実だ。


美味しいものを食べたい、良いのもを着たい、という欲望と同じようにオーガズムに対する欲望にも素直になることがイクためのコツ。


快感を得るために淫乱になっても良いし、変態でも良いのだ。


なぜなら「中イキ」の出来る女性は、本能のままにセックスを楽しみ、自ら腰を振る淫乱で変態な女なのだから....


B子と旦那の週一セックスは、旦那の乳揉みから始まりクンニリングスで1回イカされた後、フェラで勃たせて挿入され射精まで一心不乱に腰を振り終了。


始まって終わるまで10~15分という時間で、いつもワンパターンだそうだ。


1度だけ、もっと愛撫に時間をかけて欲しいと訴えたが、それはあえなく却下。


男は「火」、女は「水」。


最高のセックスとは体を「沸騰」させることから始まる。


男性は性的に興奮すると、火のようにすぐに燃え上がり、射精するとすぐに鎮火し興奮は収まってしまう。


反対に女性は性的に興奮するのに時間がかかり、1度興奮すると収まりにくいという例えである。


男性の性欲はスイッチで射精がゴール。


女性の性欲はボリュームで、1度クリイキしてからが本当のスタートになるほど徐々に上がっていく。


「中イキ開発」をするためには、まずその女性の今の状態(性感)を知らなければならない。


B子と一緒にお風呂に入り、カラダを洗い、湯船の中で抱き締め合った。


男性の手でカラダの隅々まで洗ってもらい、男性に抱きしめてもらっただけで「こんなの初めて....」と感動のあまりカラダを震わせる。


ベッドでも裸で抱き合い、時間をかけてソフトなキスから徐々に身体全身を愛撫をしていく。


時間をかけB子のカラダにあるエロスイッチを見つけひとつひとつONにしていくように愛撫を続けていくのだ。


鎖骨、脇、脇腹、お腹まわり、膝や膝裏、背中など普段触られたことのない部位にも触れていく。


少しの刺激でもビクンと反応し出したところで乳首やオマンコに移っていく。


乳首へのファーストタッチでのけぞるように感じ始めた。


B子のエロスイッチを全開にしていきながらオマンコへ息を吹きかけ、たっぷりと焦らすように大陰唇、小陰唇を愛撫したあとクリトリスのまわりを口に含むと、優しく舌を当て少し動かしただけであっという間に昇天した。


さんざん焦らした後のクリイキは初めて経験するほど気持ち良かったと言っていたB子だったが、オマンコはあまり濡れていなかった。


1度クリイキさせてから、いよいよ指の挿入。


人差し指一本を挿入していく。


指に神経を集中して膣内の状態を探りながらB子の感覚と自分の感覚をシンクロさせB子の快感を自分の中へ流し込んで行く。


よく「痛くない?」と聞く男性がいるが、この言葉は受け取る女性によって効果がいろいろ。


「優しい」と好意的に受け取り快感へ登りつめる階段をステップアップさせる効果がある女性もいれば、快感に集中するプロセスの途中で現実へ引き戻してしまう場合もある。


B子の場合は後者で、性交痛で悩んでいる女性に対して、ここで「痛み」を意識させてはいけない。


性交痛がある場合、膣口のお尻側から指を入れた方が痛みは和らぐケースが多い。


ゆっくりと、B子の反応を見ながら膣壁全体に指を這わせていく。


B子は予想した通り「開発だけではイケ無いオマンコ」だ。


濡れにくく、膣内がツルツルで軟口蓋(上あご)のような感触。


しかも膣口が狭い。


B子はセックスでオーガズムを感じることは出来るのだろうか???


そこからB子の長い旅が始まる。





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