女性を悦ばせるには、男女の性欲の違いを理解する必要がある。
男性のセックスは射精。
射精のためのセックスは“挿入”が最優先だ。
一方、女性の場合はもっと複雑だ。
女性はセックスに、心のつながり、安心感、安らぎ、癒し、幸福感など様々なものを求めてセックスをする。
ロマンティックで感情的な彼女たちは、愛を確認するためにセックスをするのだ。
女性は愛されたい!認められたい!求められたい!満足したい!そして甘えたい生き物なのだ。
そんな女性の欲求や欲望を引き出し、それを叶えるのが男性の役割り。
女性は、身体的な刺激を十分に感じてこそセックスをする準備が整い、深く感じることが出来る状態になる。
50代で男娼になった私が相手する女性は若くて30代後半で、1番多いのが40代から50代。
当時は、「上手いですね」「魔法の指ですね」「どうやっているの?」「何度もイッテしまったわ」「もうあなたから離れられないわよ」と言われるのが嬉しくて無我夢中でセックスしていた。
貪欲な彼女たちは自分が気持ちよくなるために色々なことを教えてくれた。
ある意味私はそう言う女性たちによって育てられたのだ。
お金に余裕のある女性とは、高級な旅館やホテル、レストランに行った。
そこで、物怖じしない身のこなしや、レディスファーストなど一流の多くを教えて貰った。
普段の生活では出会う事のない一流な女性と一流な場所で一流なエスコートをして最高のセックスをする。
『女性のGスポットは耳の中にある』のも教えてもらった。
女性の耳元で「とても美しいですよ」と囁く...
彼女の魅力や自分の気持ちを素直に言葉に出す事も出来るようになった。
そして、女性を悦ばすために大切なのは洞察力と想像力であることも学んだ。
女性を愛撫する時、何処に触れると反応を示すのか?
どのような言葉が彼女たちに喜びを与えるのか?
小さな反応も見逃さず観察して、次の愛撫に生かす。
しっかり体を密着させたり、抱きしめることも忘れてはならない。
抱きしめる事は、女性にとって安心が得られることであり、とても大切な愛撫の一つなのだ。
前戯の段階で刺激を感じるポイントをわざと外し愛撫しないようにする。
乳首やオマンコにはすぐには触れず、彼女がして欲しいという気持ちが大きくなるのを待つのだ。
前戯は、性欲を刺激してセックスをより濃厚なものにする行為だからだ。
女性が一番感じるところよりも他の場所を刺激することにより、本来のもっとも感じる部分がより敏感なものになっていく。
オマンコの近くを愛撫してもオマンコには触れない。
徐々にオマンコに近づくように愛撫し、いよいよ次はオマンコに触れるという瞬間に別のところに移る。
女性はますます愛液を垂らしながらオマンコを突き出して来る。
限界まで欲望を高めてあげるのだ。
女性の性欲は“鍋”みたいなもの。
ゆっくり温めて十分に煮つまってから頂くのが良いのだ。
スイッチを入れるとすぐに出来上がってしまう電子レンジのような男性の性欲とは違うことを理解しなければならない。